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2006年8月25日 (金)

ヘッドフォン

せっかくブログをはじめたので、音楽のみに関わらず、僕のお気に入りアイテムを紹介してみよう、と思い立ちました。お気に入りのカテゴリーを作ったので、みなさんの役に立つかどうかは別として、これからいろいろ紹介しようと思います。

僕は自分で好きな音楽を聴く時にはあまり使わないのですが、レコーディングやミックスなど、仕事の時にヘッドフォンは必要不可欠なものです。今までいろんなヘッドフォンを使ってきましたが、結局落ち着いた僕のお気に入りがこれです。200608250308000
何が良いかというと、まず名前です。このヘッドフォン、「アシダボックスST-31」と言います。買った時は「特スタジオ」って書いてありました。横文字だらけのオーディオ機器の中で、「特」です。「特上」ってことなんでしょうか。
この会社は主に業務用の音響機器を作っている会社なので、あまり一般的にポピュラーとはいえませんが、名前から既に日本の高度成長を支えた技術者の方達の気概が伝わってきます。今のレコーディングスタジオのスタンダードになっているのはSONYのMDRシリーズですが、それと比べてなんて味のある名前なのでしょう。しかも、このヘッドフォンにはいろんな色があります。多分黄色とか緑とか6種類くらいあったはずです。見た目もちょっとヴィンテージ感があってかわいいのです。

実はこのヘッドフォンは、デビューの時から通ったスタジオにあったもので、初めてプロ仕様のスタジオで触れた機材の一つでした。代々木にあったそのスタジオではちょうど機材の入れ替えが行われていて、古くなって廃棄処分にされようとしていたこのヘッドフォンを、僕はもらうことが出来たのです。
それ以来ずっと愛用していたのですが、幾多のセッションで酷使されてきたそのヘッドフォンは、いよいよ片方の音が出なくなり、買い替えを余儀なくされました。どうしようか悩んだ結果、まだ売っているという話をエンジニアさんから聞いて、迷わず東急ハンズへ。これは2号機ということになります。
肝心の音ですが、良く言えばシンプル、悪く言えば味もそっけもありません。
でもその耐久性は驚異的で、どんな爆音で鳴らし続けても全く平気です。がっちり耳を包むパッドの遮音性も素晴らしく(新しいのは昔のものよりふっくらしていて、ちょっと進化してました)例えドラムの真横で演奏していても、ちゃんと自分の音を聴くことが出来ます。音も耳当ても最初は少し固かったのですが、使っているうちにだんだん馴染んで来て、かなり良い感じになりました。
普通に音楽鑑賞に使うヘッドフォンは、自分の好きなジャンルの音楽が気持ちよく聴こえるものが良いと思いますが、制作の現場で必要な「聴こえて欲しい音」に特化したこのヘッドフォン、そのルックスも含めて、僕のお気に入りの一つです。

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コメント

こういうの知りたかった!読めて本当嬉しいです。

なんていうことを人と話していて、そういえば「家具調」という語彙は高校生の頃、ラジオを通して秀樹さんからはじめてもらったなーと思い出しました。

ギターのお手入れについて。高校生の頃作った曲について(「フレッシュサウンド」?)。最近買った新譜について。まだまだ知りたいことがたくさんあります。

投稿: きゅうフレンド | 2006年8月26日 (土) 12時18分

こんにちは!
秀樹さんの言語センスというか、その感性には何だかうきうきしちゃいます。
ヘッドフォン、とっても素敵。機能(内容)とかルックスとか、自分の我儘な
要求にばっちり応えてくれる物に出会えると、もう離れられなくなりますよね。
そのフィット感が「うきうきの素」になるのだなぁ、とか思ったりして。

投稿: リエ | 2006年8月25日 (金) 10時52分

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