2007年1月25日 (木)

楽器屋さんで想うこと

ギターの弦がなくなってしまったので、久しぶりに楽器屋さんに。
そういえば、そろそろ仕事で使っている機材もかなり時代遅れになって来て、新しいものに変えないと、と思っていたのでいろんなところを見て回りました。最近の音楽制作はコンピュータが主流なのでその進歩はまさに日進月歩。コンピュータのシステムやOSのバージョンが上がると、必然的にそれに合わせてまわりのものも進化します。新しいものが出る度に、こりゃすごい、これで充分、と思うのだけれど、その感動も束の間、さらに進化したものがすぐに出てきます。既についていけてませんが、なんだかコンピュータのバージョンアップに合わせて仕事の道具を選ばなくてはいけないのはどうにかならないもんかと思います。

その点やっぱりギターとかのリアルな楽器はいいなあ、と思って、ついヴィンテージ・ギターのコーナーなんかに足を踏み入れてしまうのですが、その値段にまたびっくりです。この数年で古い楽器の値段がかなり上がっているのは知っていましたが、僕が心ときめくようなものは、とても気軽に買えるような値段ではありません。
どうやら最近は若い人よりも、お金に余裕がある大人が良い楽器をオトナ買いする傾向があるらしく、それも手伝って値段が上がっているらしいです。
僕の持ってるものと同じものが、買った時の3倍近い値段で売られていたのには、うれしいんだけどなんだか複雑な気分になりました。ミュージシャンなんて一部を除いては大体そんなにお金持ちではないので、プロミュージシャン割引制度とか作って欲しいです。いや、絶対に作るべきです。僕が立候補する時は公約にします(確実に落選)。

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そんなわけで、28日のイベントには久しぶりに昔のギターを持って行こうかな、と思います。



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2006年9月 3日 (日)

ひとぢから

少し前にあるイベントに行ったのですが、遅れて行った僕は最初のアーティストを見逃してしまいました。先に来ていた友人に「最初のやつはどんな感じだったの?」と聞いたら、
「いやー、良かったよ」 とのこと。

「でもなあ・・・」

「でも、なに?」

「いい声で歌上手い、曲も結構いい感じで、演奏もアレンジもしっかりしてた。ルックスも悪くない。だけど、なんかグっとこないんだよなあ」

「なんで?」

「・・・やっぱり『ひとぢから』かなあ」

ヒトヂカラ?
普通は単純に好き嫌いや、なんとなくどこかが自分のセンスに合わない、という答えが返ってくるものなので、ちょっと面食らいました。
彼曰く、今までいろんなライブを見て来たけれど、とても良い演奏や歌を聴いてもあんまり「グっと」こないものと、なんだかわからないけど感動するものの差は一体なんなのだろう、と考えた結果、それは「ヒトヂカラ」の違いだ、という結論が出たらしいです。
ステージに立っている人を見ていると、何となくその人の考え方や生き方、物事に対する姿勢などが見えてしまうので、そこに力のある人の演奏はやはり強く響く、ということらしいです。

彼はあるお店のオーナーでもあり、毎日いろんなお客さんたちを眺めています。疲れている人や元気な人、陽気な人や落ち込んでいる人、いろんな人の性格やその時の気分を把握して、的確な対応をしなくてはいけません。そういう仕事をしている人だからこそ見える部分もあるのかもしれませんが、なるほど、と思いました。

そんな話を聞いたら、果たして自分にはどの程度の「ひとぢから」があるのか、心配になってきました。心配している時点でダメなのかもしれませんが、せめて自分で作った曲に見合うくらいのものは持てるようになりたいです。



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2006年8月17日 (木)

トマトジュース

友達からトマトジュースをいただきました。
「うンま〜い」って書いてあります。何故「ン」だけカタカナなのか、「まーい」ではなく「ま〜い」なのか謎ですが、これこそデザイナーのこだわりというものなのでしょうか。
その上には昔の文学全集みたいな堅苦しいフォントで「試される大地」とも書いてあります。いったい何に試されるのか、試された結果どうなるのか、考えると少々深刻な雰囲気になりますが、その下にあるのが「うンま〜い」なので、一体どうなっているのか、手に取った人を混乱させるに充分なパッケージです。もはやこれはロック、いやパンクです。しかも困ったことに本当においしい。

CDのジャケットもそうですが、商品のパッケ−ジは実に奥が深いものです。

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2006年8月12日 (土)

ネーミングその2

今日はsowansongとイベントのリハーサル。何をやるかはまだ内緒ですが、なかなか良い感じです。
このところ名前のことが気になっていたので、二人でやる場合の名前について考えてみました。
二人の本名を合わせた結果、

「クロソワ」
「クロソワン」
「クロソワヒロキ」
「クロソワヒデユキ」

という候補が挙がりました。

「クロソワ」はなんだかフランス語っぽくもあり、ちょっとヨーロピアンな香りもして(するのか?)なかなか良いかもしれません。「クロソワニズム」とか「クロソワニー」とか謎な言葉を作りたくなります。

「クロソワン」はかなりインパクトがあります。「ソワン」自体が謎めいているのに、それが黒いことでさらにその謎が深まります。「シロソワン」とか「アカソワン」の存在さえ想像させるあたりが良いです。
想像するなら動物、もしくは何か怪しげな集団、新しいお菓子のような気もしてきます。

「絶滅寸前のクロソワンの捕獲に成功」「焼きたてのクロソワン」「クロソワンのリーダーついに逮捕」など、いろんな事が起きそうです。

sowansongにおこられそうなのでこのへんでやめておきます。


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2006年8月11日 (金)

ネーミング

「マネキハンド」に対する反響が多かったので、名前の付け方についての考察をしていたら、面白い名前の商品が世の中には沢山あることを思い出しました。鎮痛剤の「ケロリン」をはじめとして、特に薬や健康食品はそういうネーミングの宝庫です。思い出しただけでも熱冷ましの「熱さまシート」とか「冷えピタ」、増血剤の「マスチゲン」、ダイエットの「スリムドカン」など、「マネキハンド」に比べて日本的奥ゆかしさのかけらも感じられない商品名が山ほどあります。
探してみたら(探すなよ!という声が聞こえてきますが、気になったのです)「イビキング」とか「oh!ブラッ寝具」とか、凄いモノを続々発見。
その中でも最も僕の心に響いたのが「ツージーQ」。きっとCCRなんかが好きな人が付けたに違いありません。ロックファンには確実にツボに入るこのネーミングのセンスには脱帽。便秘薬というところも渋すぎます。

楽器周りのものにも面白いのはいろいろありますが、僕は昔「カポ」というギターのネックに付けて使う道具のことを「カポっと」付けるからカポと言うのだと思い込んでいて、自分の単純さに呆れたことがあります。(正式にはカポタストと言います)
その他僕の周りのミュージシャンやローディーさんの間では、弦の滑りを良くするためのスプレーを「弦すべーる」といったり、弦を張り替える時に使うペグ(糸巻き)を巻く道具を「アルトベンリ」などと言ったりしています。

やはり商品名にはある程度の押しの強さが必要、ということなのでしょうか。僕の曲のタイトルも、少し変えた方が良いのかもしれません(無理か?)。

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2006年8月 9日 (水)

マネキハンド

ペットショップでおもちゃのコーナーを見ていたら、気になる物を見つけました(写真)。ねこを飼ったことのない人にはわからないと思いますが、ねこは遊ぶ時に独特のねこパンチやねこキックを繰り出します。それに対応するべくいろいろなねこじゃらしがあるのですが、羽がついたボール、ネズミの形をしたもの、どれも今ひとつピンとくるものがなかったのです。
付いていたタグをよく見たら、このねこじゃらしは「マネキハンド」というらしいです。
なかなか良い名前です。別にネコハンドでもキャットハンドでもいいのに、「招き」を使うところに日本独特の侘び寂びを感じます。ちゃんと会議とかして決めたのだろうか、と思うとちょっと楽しい気持ちになります。


「部長、やはりマネキで行きましょう、縁起も良いことですし」

「いや、マーケティングリサーチの結果では、マネキという言葉はエスタブリッシュメント層をターゲットにした言葉で、我々の顧客のニーズには合わないよ」

「いや、部長それは違いますよ。我々が目指すのはもっとグローバルな視点でのペットと人間のコミュニケーションを深めることです。そこには世代格差などないはずです。」

「そうは言っても、君にはその名前で売れる自信があるのかね」

「確かに『ミャウリンガル』や『ニャンとも清潔トイレ』はその機能とネーミングにおいてペット業界に新しいソリューションを提示しましたが、ねこと遊びたくなる、という純粋な気持ちを起こさせるまでには至らなかったと思います。このねこじゃらし、いや、マネキハンドなら、誰でもねこにちょっかいを出したくなるはずです!あらゆる層にアプローチするためにも、親近感のある名前こそが今必要なんです!」

「・・・・好きにしたまえ」


なんてことは確実にないと思いますが、音楽もタイトルとかアーティスト名である程度イメージが決まったりします。名前をつけるのって、簡単そうでなかなか難しいものです。


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2006年7月24日 (月)

かえるくん

この前のライブで、YANCYが庭のひまわりに住んでいるかまきりの話をしていたのですが、YANCYのブログでその様子が見られます。あのナチュラルな音楽はこういう環境から生まれてくるんだろうなあ、などと考えながら近所のスーパーマーケットに買い物に行った帰り道、なんと「かえる」に遭遇。
大きな幹線道路のすぐ近くで、かえるくんが生息する場所など全く想像出来ない場所なのですが、ビルの谷間の私道の端に、何か忘れ物を取りにきたような感じで佇んでいました。都心のかえるくんは普段一体どこで過ごしているのか、とても気になります。残念ながら暗くて写真が撮れなかったのですが、そのうちまた会えるような気がします。

R&Rライブラリー第81回と、先日の下北沢440のライブレポート更新しました。黒沢秀樹オフィシャルサイトでどうぞ。

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2006年7月13日 (木)

ヒルズ族

僕は「なんとかヒルズ」とか「なんとかタワー」のような場所は基本的にあまり好きではないので、必要がない限り出来るだけ近づかないようにしているのですが、今日はじめて六本木ヒルズの中に足を踏み入れました。よく一緒にお酒を飲む友人に呼ばれて、仕事の相談をするために行ったのですが、彼のオフィスが六本木ヒルズの中なのです。
さすがは最先端企業の集結する場所だけあって、オフィスのセキュリティーゲートを通るためには何やら電子身分証のようなパスが必要です。
彼はいつも一緒にお酒を飲んでいる時はほとんどしゃべらないし、寡黙に一人で過ごしている、どちらかと言えば目立たない感じの人なんですが、ノートPCを抱え、パスをかざしてゲートを通り抜ける姿は、何かいつもと違ってカッコいい。やはり働く環境というのも人の見え方を変えるものなのです。
ふと思ったんですが、「ヒルズ族」というのは働いている人の事を言うのでしょうか?それとも住んでいる人?もしくはその両方?そう思うと「恵比寿ガーデンプレイス族」とか「代官山アドレス族」とかもいてもおかしくないと思うのだけど、どうなんでしょうか。別にどうでもいいんですが。

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