2007年7月12日 (木)

ハモリの深さを知る

そして今日はヴォーカルダビングとミックス作業。
ポメラニアンズのザッキーこと河原崎くんと、Quinka with a yawnこと青木美智子さんのツインヴォーカル曲。思惑通り声の相性はバッチリ。もともとこの組み合わせを提案したのは自分なのですが、実は二人とも個性的な声質を持つヴォーカリストなので、うまく行くかどうかちょっと不安だったのです。

コーラスパートのダビングはそれぞれのパートに声を重ねていくのですが、これはなかなかに難しく、歌の上手下手とはまた別のテクニックが要求されます。
この二人、凄いテクニックの持ち主であります。ブレスまできっちり合わせてくれるので、補正用のエフェクターなどを全く使わずにOK。

プロだなあ、とまたしても深さを感じる一日でした。

写真は和むお二人。

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ぞうさんとQuinkaさん

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けん玉とザッキー

このところかなり深い感じだったので、しばらく浅い感じで過ごしたいです。
浅漬けとか食べてみます。

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録音と時間の深さを知る

東京に着いたのは朝の6時過ぎ。6時間後には進行中のサントラの録音のためレコーディングスタジオにいなくてはいけません。しかもちゃんと譜面や資料が揃っていなかったので、がんばって用意します。自業自得という言葉はこういう時に使うのが正しい、と思います。

なんとか起きてスタジオに到着。栄養ドリンクとビタミン剤とコーヒーを飲みまくります。体に良さそうなものと悪そうなものをミックスしているので、なんだか良くわかりません。

今回のリズム隊はおなじみの棚沢さんと戸田さんです。

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デッド(残響の少ない)な音を作るためにドラムの周りを毛布で覆われている棚沢さん。決してここで風雨に耐えて生活しているわけではありません。
エンジニアと一緒に思い描く音に近づけるためには、色々な工夫があります。
よく見るレコーディングの風景はカッコいい感じのものが多いですが、実はこんな状態になっている場合もよくあります(僕だけかもしれないけど)。

カッコいい感じのものも
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戸田さんのベース

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YANCYがプレイしたローズ&オルガン

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ママレイド・ラグ田中くんのストラト


マイクを立てる場所や音の大きさによっても録音される音は変わります。エンジニアが追求するレコーディングの技術も奥が深いのです。

で、追い込んでいたら時間も深くなり、さらに深さを通り越して朝になってしまいました。
なぜ帰るころにはいつも朝なのか、その謎も深まる一方です。

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サービスエリアの深さを知る

新幹線に乗れなかったということは、泊まるかクルマで帰るか、という選択になります。
朝の新幹線という手もあったのですが、出張のサラリーマンの方々の中に一人混じって東京に戻る事を考えると、自分のダメさ加減を思い知らされる修行のような気分になりそうだったので、スタッフと一緒にクルマで帰る事に。

途中に休憩のためにサービスエリアに寄るのですが、そこで面白いものを探すのはもう癖になってます。

まずはすごいCDを発見!

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「おばさん達の青春ポップス」

凄いコンピです。これを買う「おばさん」はいるのでしょうか。いったいどういうことがあってこれが商品化されたのか、その過程が知りたいです。
息子が母親に持って帰るお土産にするにも「これでも聴いてろ」的な投げやりな雰囲気を感じさせます。
「おばさん」という概念に取り付かれ、その定義を明らかにすべく研究をしている人が「おばさんが聴く音楽の特定」などという用途に使うのなら、何となく理解出来る気もします。

いや、しないです。


そして次のサービスエリアでは、「スナックおすすめBEST4!」

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写真ではわかりずらいですが、一位はうどんっぽい感じ。しかし、

No.2「ジャンボすき焼き丼」

No.3「ジャンボチキンカツ定食」

No.4「味噌カツ定食」


これって「スナック」なのか?!

地域によってスナックの解釈にもいろいろある事がわかりました。
ちなみに「人気No.1スナック」は「野菜炒め定食」でした。

サービスエリア、深いです。

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大阪で伊藤銀次さんの深さを知る

せっかくなので大阪のライブにも飛び入り参加させてもらう事になり、老舗ライブハウスのバナナホールへ。ここは本当にいい会場です。存続が危ぶまれているらしいですが、出来れば今後もずっと続いて欲しいです。
写真はステージ脇からこっそり撮ったもの。サイドの照明が強くて銀次さんに後光がさしてます。
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この日のサウンドチェックで銀次さんが「黒沢くんの曲でギターを一緒に弾くよ」と言ってくれて、銀次さんのギターをバックに歌うという贅沢をさせてもらいました。そんなことあっていいのか?!うれしかったです。

ミュージシャン、プロデューサーとしてもマルチな才能を発揮する伊藤銀次さんですが、今回一緒に演奏させてもらって感じたことは「ソングライター」としての凄さでした。
親しみやすいポップな曲が多いのですが、分解してみるとその多くは実に緻密に構築されていて、メロディーに対するコードのアプローチや、イントロやブリッジ、エンディングへの展開の仕方など、本当に良く組み立てられています。こういうのを「職人技」というではないかと思います。今までは何気なく聴いていた曲でしたが、あの「笑っていいとも」のテーマでさえも、素人がちょっと考えて作れるレベルの曲ではありません。

こういう事がわかるようになった自分も少しは成長したなあ、と思いつつ、プロフェッショナルの深みを改めて感じました。勉強になります。

で、ライブの余韻に浸っていたら、新幹線に乗り遅れました。

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伊藤銀次さんと京都の深さを知る

七夕の日は伊藤銀次さんのソロデビュー30周年ツアーにゲスト参加。京都の駅で合流したら、ツアーバスにポスターが・・・。よく見ると・・ガラス割れてます。


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狭い路地でぶつけてしまったらしいです。同じような形のクルマがたくさんあるので、逆にわかりやすくてよかったです。

会場のRAGははじめての場所だったんですが、とても良い感じのライブハウスでした。スタッフの方もお客さんもとても暖かくて、銀次さんの久しぶりの京都ライブは大成功。僕を見に来てくれたお客さんにも感謝です。

リハーサル後にみんなで軽く食事に出たのですが、そこで摩訶不思議な対応
をされてみんな頭の中が「?」に。

昔の邸宅を改装してそのまま使っている豪華な建物で、中庭はあるし、お店の人はみんな着物を着ているし、京都感満点な雰囲気。

全部で8人だったのですが、「今は混雑しているので席が離れた場所になります」と言われて広い座敷に通されたのですが、僕たち4人は何故か6人テーブルに。しかも他のテーブルもたっぷり空いていて、8人余裕で座れます。
京都ゆえにゆったりと座ってもらうのがこのお店の方針なのかと思いきや、僕たちの後に入って来た家族連れが隣のテーブルに。謎です。
「お飲物は?」と聞かれたので、さすがにお酒は自粛して「お茶でいいです」と言ったのですが、待てど暮らせどお茶は出てきません。
そしてお茶もないまま食事が運ばれて来たのですが、相変わらず水さえ持ってくる気配はありません。
京都故にひょっとして「お茶」という隠語が存在していて、もしやマクドナルドで「スマイル3つください」と言うくらい困った事をしてしまったのかと思いつつ「すみません、お茶ってありますか?」と聞いたら、すぐに持って来てくれました。
そして会計時にはどう考えてもぼったくりな金額の請求。京都故にメニューに書かれていないサービス料がかかるのかと思いきや、これはテーブルを間違えていたらしいです。

銀次さんが一言

「カッコだけだな、中身が全然なってない!」

結果、「京都」とは関係なく、店が最悪だっただけみたいです。



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まとめてみます

ここしばらくはいろんな事があったのでまとめてみる事にします。ただでさえ記憶容量が少なくて過ぎたことはどんどん忘れてしまう上に、最近物忘れもひどくなって来て「もみじおろし」とか「カプチーノ」みたいな言葉が出てこなかったりすします。ついこの間もザ・バンドのメンバーのリヴォン・ヘルムだけ思い出せなかったりしました。困ったものです。

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2007年7月 5日 (木)

ジョンから銀次さんまで

“Pop Masters Meeting”に来てくれたみなさん、ありがとうございました。
とても楽しかったです。満員のお客さんにジョンもご満悦で、さらに打ち上げでも歌ってくれました。

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それにしてもギターも歌もホントにうまい、というか太い!小手先のテクニックではなく体から溢れるダイナミクスで、キャリアと実力を感じさせてくれる素晴らしいライブでした。
そして改めて僕のバンドメンバーはすごい力量を持っている事を実感。さすがです。また一緒にやりたい、とジョンにも言ってもらえて良かったです。

で、次は伊藤銀次さんとリハーサル。30周年記念ツアーのゲスト参加させて頂きます。銀次さんもやはりそのキャリアと実力を、違った意味で実感させてくれる大先輩です。いろんな話を聞いた後で銀次さんの曲を聴くと、それぞれにきちんと曲のルーツや組み立てが考えられていて、しっかり構築されている事に気がつきます。出来たら全部の曲の成り立ちや「ツボ」みたいな所を解説しながらやってくれたら良いのに、とさえ思います。


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*** <伊藤銀次 The 30th Anniversary Toue "Baby Blue 2007" > ***

京都公演

2007年07月07日(土)
18:00 開場 / 19:30 開演
京都 「RAG」(http://www.ragnet.co.jp/)
京都市中京区木屋町通三条上ル 京都エンパイヤビル5F(075-241-0446)
☆チケット:チケットぴあ(257-852)、ローソンチケット
(L-54992)、会場にて、好評発売中!
出 演……伊藤銀次(Vo,G)
サポート…小野田清文(B)、市田ユウキ(Dr)、青木ともこ(key)
SPゲスト…黒沢秀樹
料 金…前売4,500円/当日5,000円(ドリンク代+フード代別)
入場特典…「ツアー限定/特製ポストカード」(当日・入場時に配布)

東京追加公演
伊藤銀次 The 30th Anniversary Tour 「Baby Blue 2007」in 代官山

2007年7月29日(日)
17:00 開場 / 18:00 開演
東京 代官山「晴れたら空に豆まいて」
渋谷区代官山町20-20モンシェリー代官山B2
出 演……伊藤銀次/小野田清文、市田ユウキ、青木ともこ
スペシャルゲスト…黒沢秀樹、古村敏比古、他
料 金……前売・予約 4,500円/当日 5,000円 (ドリンク代別、特製プレゼント付)
チケット…ローソンチケット、又は「晴れ豆」にて電話予約
予約・問合せ…「daikanyama 晴れたら空に豆まいて」 TEL:03-5456-8880



なんだか最近すごい人と一緒に演奏出来る事が重なって、不思議な感じです。
銀次さん、テレビで見てたのに!

と、思いつつ、最近自分がそう言われた事を思い出しました。不思議な感じです。





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2007年6月22日 (金)

レコーディング始まりました

といいつつ自分の作品ではなく、ただいまサントラ制作のお手伝い中です。
「サンシャイン・デイズ」というタイトルのドラマで、1970年代の湘南で繰り広げられた、ミュージシャンたちのストーリー。最終的には映画になる予定です。
サントラといっても僕が担当するのは劇中のBGMではなく、70年代の日本の楽曲をいろんなアーティストがカバーするというコンピレーション企画。

思い入れの深い曲も沢山あるし、お世話になっている諸先輩アーティストの楽曲もあるので、気合いを入れて臨まなくてはいけません。

 


バンドメンバーに声をかけるところからはじめて、ボーカリストの方にもいろいろ打診、やっとスタジオにたどり着く事が出来ました。

最初のセッションのメンバーはドラムにbonobos辻凡人くん、ベースにシアターブルック/COUCHの中條卓さん、キーボードにYANCY、ギターにママレイド・ラグ田中拡邦くんという組み合わせ。自分でお願いしておいてなんですが、すごいメンバーです。
みんなあまりにツボがわかっているので、僕はスタジオでやる事がありません。やはり持つべきものは信頼出来る仲間です。

今回ボーカルにはポメラニアンズの河原崎亙くんとQuinka with a yawnの組み合わせ。この二人の声の絡みも絶妙です。もちろん田中くん、僕もボーカルで参加する予定です。

 

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写真の辻くんとははじめてのセッション。ずっと一緒にやりたかったのですが、実現出来てうれしいです。
スタートはいい感じです。きっといいコンピになる事でしょう。
ならないと困りますが。

 


そんなお仕事もちゃんとしてますが、7月3日のジョン・オウアとのジョイントライブも楽しみです。初の海外アーティストとのセッション、みなさん遊びに来てください!

 

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2007年5月29日 (火)

流し・・・

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この機械はなんでしょう?


コンタクト洗うやつ?




洗濯するとか・・・




船を浮かべて遊ぶとか・・・・






























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流しそうめんの「流し機」です。

乾電池で動くのです。ご家庭で、海で!山で!スタジオでも!あらゆる場所でそうめんを流すことが出来ます。
日本はいい国です。


何か楽しい事を書きたかっただけです。





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2007年5月21日 (月)

沖縄行きたい

一つ前の更新での狙い通り、「メジャーデビューする方法」の広告が出ていて思わず笑っちゃいました。ひょっとしてこれは宣伝に加担しているのではないか、とも思いましたが、気にしない事にします。別に迷惑かけてるわけじゃないし。

この数日はすごくいいライブを見ることが出来ました。まずは寺尾紗穂さんの新作「御身(onmi)」のレコ初2daysライブ。

今回の2days、いろいろあって(そのうち書きます)ちょうど連絡したCOUCHの平泉光司くんとママレイド・ラグの田中拡邦くんの二人が、なんと二人とも一日ずつゲスト出演することがわかったので、これは何かの縁ではないかと勝手に思って両日行くことに。

寺尾紗穂さんは評判通りの驚きの歌声!僕の周りの人たちからは「大貫妙子さんと吉田美奈子さんと矢野顕子さんを足して3で割った感じ」などと言われていた のですが、評判通りでした。女性シンガー・ソングライター好き(自分か?)の方にはたまらないは ずです。

二日間聴かせて頂いて感じたのは、彼女の歌の中にある「悲しみの質感」みたいなもの。どんな悲しい曲を歌っていても、その感じは日本的な哀愁ともアメリカ的な泥臭さとも、ちょっと違うのです。彼女の歌にはどこか物事を俯瞰で見たような、ある種の語り部的な感覚があって、それが彼女の存在をとても独特なものにしているような気がします。

1日目の平泉くん、2日目の田中くんのライブ、そしてセッションもまた素晴らしかったです。この手のものをやらせたらギタリストとしても、ボーカリストとしても僕の中では1、2位を争うお二人ですが、寺尾さんとのマッチングは抜群。向かう方角が同じなのか、すごい息の合い方で驚きました。こういう組み合わせでイベントやってくれないかなあ、と期待してしまいます(自分が企画しろって話もありますが)。


二日目の寺尾さんの前には、sowansongが出演したIE SOUND JAMBOREE in AXへ。7月に行われるイベント「IE SOUND JAMBOREE vol.3」の前夜祭なのですが、sowansongは「虫の音バンド」なるメンバーと出演。
「ディンドン」という曲は沖縄で出来た、ということもあって、聴いているとたまらなく沖縄に行ってみたくなります。去年は台風で中止になってしまいましたが、今年はいいお天気に恵まれますように。

真っ青な海、広がる砂浜、白い雲、気持ちのいい風の吹く屋外ステージからsowansongの歌声が流れるころ僕は・・・。



仕事だな・・・

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